行政書士がこれから期待できる分野は?体験談
これからの行政書士は時代が求めるものに特化した分野で活躍が期待出来ると思います。たとえば介護保険や障害者福祉関係の認可やコンサルティングなどのように、一般的に余り知られておらず困惑しがちな分野で活動をしていくことだと考えます。こうした分野はまさに行政書士の独壇場とも言える仕事であって他の士業の人はあまりタッチしてこない感じがしているからです。
無論一件あたりの単価は高額になることも考えられます。それでもこの分野で業務を行っていることをアピール出来ればそれに越したことはなく、介護保険や障害福祉関係での申請で困惑している人の手助けになるなど、やりがいも感じられるのではないでしょうか。
実際のところ今までに介護保険の事業所を立ち上げたいという個人の人からの相談を受け付けました。行政からはまずは法人化してくださいといわれたとのことでそのことも含めて相談にのった話です。法人化するときには介護保険の事業を細かくかつ詳しく定款などに記載をしなければならないということでどうしようかと迷っておられる様子でした。
そこでこちらからは実際に行いたい事業をはっきり明記することでよいのではないかと考えアドバイスしました。ただ行政からの認可が下りるかどうか心配の様子が続いたために、一度認可権限を有する役所の介護保険課を依頼人と一緒に訪ねて話しを聞かせて貰うことになったケースです。
やはり介護保険法の事業で何を行うのか分かりにくい記載は余りよろしくないという話です。したがって依頼人の人と一緒に記載内容を考えて再度役所にて記載例として妥当かどうかを判断して貰いました。問題ないという返答でしたのでそれをたたき台にして定款の作成代行及びその認証手続きまでを対応したところです。依頼人の方からは非常に感謝されやりがいを強く感じました。
ただこうした事例は毎月や毎日のように頻繁にあるものではありません。むしろ突発的に対応しなければならないようなケースだと思います。定例的に稼げるような仕事をしっかりと確保しなければなかなか難しいと感じているところです。
かつては福祉分野と言えば生活保護くらいで行政書士が入り込むところはあまりなかったように思います。しかしながら現在では介護保険があったりあるいは障害者自立支援法その後障害者総合支援法に変わりましたが、こうした制度も出来てきています。代行申請を行うことの出来る分野の裾野は広がりを見せていますのでこうした分野で対応が出来ることがないかどうか、しっかりと見極める必要があると感じます。
福祉以外でも建設業許可申請なども行政書士が行う仕事の分野です。ただこちらも先達がある程度存在するため、新規顧客を獲得することは容易ではありません。隙間産業ではありませんがなにか抜け落ちていることはないかどうかをしっかりと考えることが大事と思っています。
いずれにしてもまだ先達の先輩の方々が手を余り付けていない分野特に福祉関係で活躍が出来るのではないかと考える次第です。福祉は今までの常識などがあっさりと変わる世界だと思います。制度変更が著しくしかも煩雑ですのでこの分野で他の追随を許さない存在になれば、しっかりと稼ぐことも可能だと感じている状況です。代行申請だけではなくその他の士業と協力して行政への申請などを行えれば事業所からの再度の依頼なども見込めるのではないでしょうか、そう感じざるを得ません。また高齢者だけではなく昨今話題になっている障害者福祉施設なども同様に役所への申請が必須のものですので、こうした分野での代行申請やら書類作成代行などが出来れば、大きな収入の柱に成長していける可能性があると感じています。


