政書士の将来性は?

行政書士の将来性は大きく期待を持つ事が出来ます。最近では特定行政書士と言う新しい資格も登場しました。特定行政書士は不服申し立てが可能なので、今まで対応できなかった案件を取り扱う事が出来る様になりました。これにより今後も取り扱いできる範囲が増えて行くことが予想されます。今までも行政書士法の改正により取り扱い出来る案件は増えている実績はあるので、期待は大きく持てると感じています。また行政書士は直接示談交渉などは出来ませんが、書面を通じたサポートにより、紛争を防ぐ事が可能なので、訴訟に発展する事を防ぐお手伝いが出来るお仕事でもあります。未然に防ぐ事が出来る案件が増えれば、お客様に喜んで頂けますし、自分も嬉しい気持ちになれるはずです。


お客様の案件内容によっては、打ち合わせ時間が長くなる物もありますが、時間を掛けてよりよい解決法を提示してあげてほしいです。また世の中は複雑になって来ているので、トラブルは今後とも絶えない事が予想されます。そんな時にお客様の力になる事が出来る窓口として、行政書士が居ますので、将来性は明るいと感じる事が出来るはずです。

その明るい将来性を保つ為にも個々の能力の引き上げは必要になってきます。常に進化を求められる仕事なので、実務の勉強を怠る事は出来ません。自分自身の能力が低い為にお客様に迷惑を掛ける事があってはならないので、常に新しい専門書の購入を行い、時間が空いている時は勉強に充てるべきです。私自身も開業して何年もこの仕事をしていますが、まだまだ勉強不足だと感じています。職業としての将来性があってもそれを活用できる実力を付ける事が大切です。


特に若い方は開業されて間もない場合、実務の勉強をする時間が取り難いのはわかりますが、それでも自分自身の為にも頑張って頂きたいです。業界全体の質が向上するとより未来も明るくなる事に間違いありません。また仕事を受ける案件についても変化が見られます。以前に多かったのは許認可申請の仕事でしたが、今現在は法人のお客様からコンサルティングを依頼される場合もあります。単なる書類作成ではないので、打ち合わせに時間は掛かりますが、売り上げは多くなります。法人のお客様によっては顧問や選任になってもらえないかというお声を掛けて頂く事もあります。ただこのコンサルティングは知識と経験がないと出来ない仕事なので、知識がない状態で受け無い様にしましょう。


私も初めて受けた時は必要以上に苦労しました。なんとか書籍を読み漁り対応する事が出来ました。個人のお客様に比べて、法人のお客様は大変ですが、どのお客様に対しても対応出来るように心がけていますので、難しい仕事でも断る様な事は致しません。コンサルティングは法人のお客様の利益にも繋がる大事な業務です。様々な角度から提案を行い、満足して頂ける結果を残せる様に日々努力しています。この様に日々受ける案件は刻々と変化して行っていますので、将来性の観点から考えてもこれからも仕事は増え続けていくでしょう。


また法人のお客様の顧問になる事も一つの手段です。毎月固定の収入が入る様になれば、事務所としても安定しますし、生活に困る事もなくなります。顧問になる事で将来を見据えた事業展開を考える余裕も生まれます。


新規開拓ももちろん大事ですが、固定のお客様を作ることにより、安定した収益を上げられる事務所作りを行う事も大切です。安定した収益が入るようになれば、人員の補充も出来ますし、業務を任せる事が出来る人材の育成にも繋がります。自分のプライベートな時間も持つ事が出来る様になれば、ストレスも減って楽しく業務を続けて行く事も可能になるので、その為にもお客様には誠心誠意の対応を心がける様にして下さい。


特に個人のお客様の場合は大きな売り上げに繋がらない事があり、一度きりの仕事で終わってしまう事もありますが、それでも対応を丁寧にする事により、リピーターになってくれる事もありますし、紹介を得る事も出来るかもしれません。また初めは小さな依頼でも積み重ねる事により、大きな依頼を受ける事もできる様になる可能性も秘めています。
どの様なお客様にも様々な可能性があるので、大事にする事が自分の将来の為にもお客様の為にも必要です。


私達の仕事は主に許認可申請を代理することですが、その書類作成に至るまでの経緯が大切ですので、親身になって対応するべきです。淡々と業務的にこなしていくだけでは、人間関係の構築が出来ません。事務所が大きくなると多忙になるので、お客様より自分の仕事を優先するような時間割にしてしまいがちですが、あくまでお客様ありきの商売と言う事を忘れてはいけないのです。どれだけ法が改正されて、対応できる分野が増えても来てくれるお客様が居なくなってしまっては全く意味がありません。
これからも数ある士業の中で、大いに期待できる仕事の為、お客様を大切にして業界全体の将来が良くなる様にして行きたいです。

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