行政書士の同業者との付き合い方体験談
行政書士になってまだそれほど時間がたっているわけでもないので、同業者との付き合いは気楽なものです。基本的にはライバル同士の関係ですから、あまり近づきすぎるのも良くないのでしょうが、自分はそこまで繁盛しているわけではありませんから嫉妬を受けるようなことはありませんし、客を取られるというほどでもないので同業に対してそこまで警戒をしていません。それよりも同業者からいろいろな情報を引き出してそれを役立てることで、少しずつ売上が上がってきていますから、積極的に同業者とは付き合っていくべきだという考えです。
あまりに下心を持って接近すれば嫌われてしまいますから、あくまでも同業者同士交流を図ろうというスタンスで付き合いをしています。いやらしい話かもしれませんが付き合うのであれば、忙しくて稼いでいる同業者と付き合うのが大事なことで逆に仕事がなくて苦戦している相手とはあまり付き合わないようにしています。売れている相手と付き合っていれば勉強になりますし、おこぼれがあったりしますからプライドの問題を除けば旨味がありますが、逆に売れていない相手だといつ足を引っ張られるかわかりませんから極力近づかないようにしています。もちろん、だからといって相手の方からコミュニケーションを図ろうとしてきた時には無碍にあしらうようなことはなく、勉強になる部分は吸収しようという気持ちで付き合うようにはしています。
あんまり打算的に人付き合いをすると心も荒んでしまいますから、損得だけで付き合うわけではないにしても、サラリーマンと違って独立した生き方ですから、相手が売れれば相対的に自分の仕事が減る可能性のある仕事だけにあまり近づきすぎるのもどうかなという気はあります。その一方で独立した生き方であるため仲間が恋しくなることがありますから、ライバル意識を持ちつつも協力し合うところは協力し合うという意識を持てる相手と程々の距離で付き合っていくのが良いかなというのが今のところ感じているところです。
サラリーマンと違って嫌な相手と無理やり付き合うこともないというところが気楽なところですから、合わないと思う相手には近づくことはありませんが、自分にとってプラスになる存在であればできるだけ仲良くしようと心がけています。人付き合いというのは、どのような世界であっても難しいところなのでしょうが行政書士という世界は特にバランスが難しいです。
互いに切磋琢磨する好敵手の関係であれば良いのですが、完全なる敵となることもあるだけに大変です。全員が仕事がたくさんあって、周りのことにかまけていられないぐらいに稼げていれば良いのですが、稼げる行政書士もいれば、全然稼げなくて廃業の危機がある人もいるだけに付き合いというのは大変です。
やはり、一番いいのは自分よりも上の相手と適度な距離で付き合うということで、同じぐらいの相手とは軽い情報交換にとどめ、自分よりも下の相手とはできるだけ付き合わないほうが良いような気がします。自分よりも上の相手との付き合いはメリットのほうが大きく、上手く付き合っていれば仕事を回してもらったりすることがありますから、ここが一番美味しい相手です。逆に相手にとっては自分の存在がマイナスになりうるだけに邪険に扱われてしまうこともありますが、そこは仕方のないところかなと割り切ってます。同じぐらいのレベルの相手というのは一番ライバル心が湧きやすいところで、親近感がある一方で自分が苦しいときや相手が上に行ったときの焦りというのが大きくなってしまうので、あまり距離を近づけすぎないほうが良いかなと感じるところです。自分よりも下の相手は先程も言いましたが、嫉妬をされてしまったり相手が必死になっているだけに自分の客を奪われてしまいかねないだけに、余程のことがない限り自分からはあまり接しようとはしません。
しかし、相手のレベルに関係なく自分にとってプラスになるあるいは勉強になると思った相手には積極的にコミュニケーションを取るようにしていますし、同業者であっても利害関係があまり影響してこない相手だと同業のよしみで親しみを持って交流をすることができます。
利害関係だけで人間関係を語ることはできませんが、行政書士という職業を考えると利害関係なしに付き合いを語ることもまたできませんから、どうしても打算的になってしまう部分はあります。また、打算的にならなければ足元を救われかねない部分もあるので自分の身を守るためにも、あまり誰にでも好意を持ちすぎるようなことはしないように気をつけています。それだけだと息が詰まってしまいますから、適当に信頼できる相手には仕事を抜きにして交流をしたりして、全体でバランスを取るようにしています。同業者との付き合い方というのは、行政書士にかぎらず個人事業主の世界だったら似たようなものなのかもしれません。ただ、今の自分の立ち位置的にはまずまず他の人と交流をしやすいところかなとも思っていたりはします。


